ル・マン24時間レースは、J SPORTSにてテレビ放送とインターネットライブ配信が実施されます。
放送・配信予定は以下の通りです。
放送・配信日程 | セッション |
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6月12日(水) 20:45~ | 公式練習① |
6月12日(水) 25:50~ | 予選 |
6月13日(木) 4:45~ | 公式練習② |
6月13日(木) 21:45~ | 公式練習③ |
6月13日(木) 26:50~ | ハイパーポール |
6月14日(金) 4:45~ | 公式練習④ |
6月15日(土) 22:20~ | ウォームアップ走行 |
6月15日(土) 22:20~ 6月16日(日) 24:00まで | 決勝 |
6月29日(土) 22:00~ | ハイライト |
なお、AmazonプライムのJ SPORTSチャンネルでは、14日間の無料トライアルが利用可能です。
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ル・マン24時間レースとは
1923年に「ラッジウィットワース杯24時間耐久グランプリ」として始まり、フォーミュラ1のモナコグランプリ、アメリカのインディ500と共に「世界三大レース」とされるこの歴史深いレースは、またデイトナ24時間レース、スパ・フランコルシャン24時間レースと並び「世界三大耐久レース」とも称されています。
このレースは、ル・マン・シリーズ(LMS)や世界耐久選手権(WEC)の車両規定にも大きな影響を与えており、他の長時間レースと同じく、新技術の試験場としても機能しています。参加車両は24時間走行をこなし、変わりゆく天候や30回以上の給油、300周以上の走行といった厳しい条件のもとで競われ、安全性の向上にも注力されています。
レースが中止されたのは、1936年のフランス自動車工業界のストライキと、1940年から1948年にかけての第二次世界大戦及び戦後の混乱に限られます。多くの自動車メーカーとレーシングチームにとって、ル・マンでの勝利は最も名誉ある成就とされ、各チームがこの重要なレースに向けて丹念に準備を行います。
サーキット概要
ル・マン24時間レースはフランスのル・マン市にある全長13kmを超えるル・マン24時間サーキットで開催されます。このサーキットの大部分は通常の公道で、レース週間だけ特別に閉鎖されます。スタートおよびゴール地点を含む一部は、ブガッティ・サーキットと呼ばれる競技専用のセクションを使用します。また、オートバイの24時間レースはブガッティ・サーキットの完全なコースで行われます。
コースの各コーナーには、「テルトル・ルージュ」、「ミュルサンヌ」、「ポルシェカーブ」、「フォードシケイン」などといった有名な名前が付けられています。特に有名なのは、「ユノディエール」という6kmのロングストレートで、1988年には最高速度が405km/hに達しましたが、安全性を考慮して1990年には2箇所にシケインが設けられました。
ドライバー
ル・マン24時間レースへの参加は、世界中の自動車メーカーとレーシングチームにとって名誉なことです。そのため、毎年数多くのエントリーが寄せられます。現在、このレースはFIA世界耐久選手権(WEC)の一戦として位置づけられており、主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)はWECのシーズン参加チームを基本に、さらに追加エントリーを厳選して招待状を送付しています。
エントリーの選考基準には、前年の大会優勝チーム、WECへの参戦履歴、ACOの規定に基づくスポーツカー選手権(ヨーロピアン・ル・マン・シリーズ、アジアン・ル・マン・シリーズ、ウェザーテック・スポーツカー選手権)での成績などが含まれます。また、自動招待制度により、これら選手権の成績上位のチームやドライバーは自動的にエントリー権を獲得することがあります。
さらに、最大55台の参加枠に加えて、2012年からは新技術の開発を促進する目的で、ガレージ56と呼ばれる賞典外の特別枠が設けられています。2016年には、病で四肢を失ったドライバーがこの枠で選ばれたこともあります。
過去には、参加希望者が多すぎるために、予備予選がテストデーに設けられたこともあります。また、ル・マン専用にマシンを開発しエントリーするマニュファクチャラーが増えたため、国際自動車連盟(FIA)はル・マンを含む世界スポーツプロトタイプカー選手権(WSPC)の全戦への参加を義務付けたこともあります。
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