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キャデラックF1に参戦したのはなぜ?スポンサーやドライバーも紹介

2026年6月27日

1899年から自動車メーカーとして多くの自動車ファンを虜にしてきたキャデラックが2026年からF1に参戦しています。今になってなぜ参戦したのかと疑問に思う人も多いので、この記事ではその理由を考察しています。スポンサーやドライバーも紹介しているので、キャデラックF1チームがどのようにして勝とうとしているのかも分かるようになっています。

キャデラックF1が参戦した理由

キャデラックのGMグローバル・モータースポーツ・コンペティションバイス・プレジデントのエリック・ウォーレンによると、キャデラックF1チームを作った理由はF1市場の拡大だそうです。2026年F1の公式発表によると、レース数が増えたことで300億円以上増収益を記録したらしく、キャデラックがこの影響を受けるためにはF1に参戦する必要があります。そこでキャデラックは、何年かに分けてF1界のシェアを確保する計画のようです。

特にF1のブレーキ関連の技術に興味があるらしく、今やEV車の必須技術とも言われている回生ブレーキは、今後の新型キャデラック車制作の大きなヒントになると考えているとインタビューでは応えていました。ちなみに日本の自動車部品メーカーアイシンでも、回生ブレーキを人テク展2026で発表していたので、競合他社であるキャデラックF1チームがEV車向けの回生ブレーキを開発するという話は事実だと思います。

自動車シェア変化の可能性

キャデラックF1チームができた理由は、メルセデスF1チームのシェアを奪うからかもしれません。理由は近年キャデラックはメルセデスから自動車シェアを奪っている傾向が強く、王者メルセデスの苦境がメディアでも取り上げられているからです。したがって、そんなに競合他社のメルセデスの売上が厳しいならキャデラックF1チームも作ってさらにシェアを奪ってやろうと考えるのは自然なことだと思います。

パワーユニットの新規定が影響

キャデラックF1チームを作った理由は、F1のパワーユニットの規定が2026年から変更されるからとも言われています。従来までのF1のパワーユニットは、内燃機関と電気モーターの出力比率が8対2でした。しかし2026年から5対5に変更されるので、電気自動車販売に力を入れているキャデラックにとって恰好の宣伝チャンスになったものと思われます。しかも、2025年9月から電気自動車への連邦税額控除が終了したため、キャデラックにとって強い逆風が吹いていました。

そこでF1で自社の電気自動車に関する技術を宣伝し、エンジンシェアを握ろうとしているのではと言われています。事実キャデラックは、2027年から自社製のパワーユニットを投入すると公式に発表しているので、成績がよければ他チームへの供給も始めるのではないでしょうか。

すぐにF1参戦できた理由

キャデラックF1チームが正式に参戦を認められたのは2025年2月からです。準備期間が1年しか無いにも関わらずすぐに参戦できた理由は、自動車開発のシミュレーションデータが大量にあったからだとキャデラックは応えています。そんなキャデラックF1チームですが、タイヤの準備に苦労したらしく、ギリギリまで空洞実験ができなかったそうです。空洞実験とは車のダウンフォースを計測する実験で、実験結果によってウィングなど細かい部品のデザインを変更する必要があります。そこで空洞実験をキャデラックF1チームが自分で作ったタイヤでやったそうなんですが、後から送られてきた正式なタイヤが実験用のタイヤと形状が大きく違ったそうなんです。実験はやり直しでテストに間に合うか微妙でしたが、マシンのシェイクダウンテストが上手くいったことで、練習走行に間に合い現在に至ります。

キャデラックF1のスポンサー

キャデラックF1とスポンサー契約を結んでいるのは、以下の10社です。この中でも特にキャデラックF1チームの参戦に尽力したのがTWGです。フォーミュラワン・グループと親会社であるゼネラルモーターは、キャデラックのF1参戦の条件が折り合わず長い間揉めていました。そんな中、マネージメントやスポンサー担当など、F1に必要な諸々を一挙に手掛けてくれたのがTWGだったというわけです。しかもキャデラックF1参戦のためにゼネラルモーターも高額の参加費用を捻出したらしいので、公開されていない大人の事情が多数あったのではないかとも言われています。なお、既にGM・パフォーマンス・パワーユニットLLCという開発部門が設立され、2029年完成を目標にした新しいパワーユニット開発が開始されています。

  • TWGAI
  • クラロ
  • CORESCIENTIFIC
  • IFS
  • ジム・ビーム
  • テネコ
  • トミーヒルフィガー
  • アルパインスターズ
  • Telcel
  • インフィニタム

キャデラックのシートは誰が獲得した?

キャデラックF1チームのシートを獲得したのは、セルジオ ペレスとバルテリ・ビクトル・ボッタスです。セルジオペレスは2024年を最後にレッドブルのシートが無くなり、引退を噂されていましたが、タイトルこそないもののグランプリで優勝6回を記録した実力は折り紙付きです。また、出走回数も300回を超えようとしているので、新チームが経験の多いドライバーからフィードバックを受けられるまたとない機会になっています。残念ながら2026年第6戦までの記録は21位で、表彰台どころかポイントに絡むレースができていませんが、セルジオペレスも1年ぶりのレースなので、これから感を取り戻して上位に食い込むのではないかと予想しています。

一方バルテリ・ビクトル・ボッタスは、2024年のキック・ザウバーでのシートを最後にF1から姿を消していましたが、キャデラックF1チームに参戦するべく準備を進めていたのではないかと言われています。最後に優勝したのが2021年のトルコGPなので、年齢も考えればそろそろ引退を考える時期です。しかし、ポールポジションの回数や獲得ポイントを見ればまだまだ活躍できるはずなので、これからの巻き返しを期待したいですね。

まとめ

キャデラックF1チームが設立された理由は、自動車シェアの編纂と電気自動車の優遇終了、それらの事情がF1のレギュレーション変化と共に追い風になったからと言われています。特に電気自動車はキャデラックが一番力を入れている部門なので優遇終了は大きな打撃で、F1に参入しようにも大人の事情で中々入れないときています。そんな八方塞の状況で、多数のスポンサーが助けてくれた上に、経験豊富なドライバーも捕まえたため、F1ファンもキャデラック参入を歓迎しているようです。

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