レーサーとしてデビュー時から華々しい記録を数多く樹立しているマックスフェルスタッペンですが、ここまで見事だとどのレースをから見ればよいのかレースファン初心者はわかりませんよね。そこでこの記事では、マックスフェルスタッペンのプロフィールやレーサーとしての経歴を紹介しています。年俸も考察してみたので、2025年28歳になるレースの貴公子がどんな生活をしているのか、興味のある人はぜひご覧になってください。
マックスフェルスタッペンのレーサープロフィールを大公開
マックスフェルスタッペンは、2014年からレーサー活動をスタートさせ、2016年スペインGPでは初勝利を飾るほどの大活躍をしています。一部ではポールシッターのルイスハミルトンがリタイアしたからだと、マックスフェルスタッペンの実力を揶揄する人もいました。しかし、フェラーリのベッテルやライコネンを抑えての優勝だったので、トップドライバーとの実力はこの地点でかなり拮抗しているように思えました。
特にライコネンとのタイム差は0.616秒だったので、タイヤ交換やライン取りなど、わずかな違いでひっくり返る可能性がありました。なによりの快挙だったのは、マックス・フェルスタッペンが18歳227日の史上最年少で優勝したことです。元々最年少記録は、セバスチャンベッテルの21歳73日だったのでそれを3年近く塗り替えることになっています。
2021年イタリアグランプリを振り返ってみよう
マックスフェルスタッペンの数ある名レースの中で、リタイアという形でファンの印象に残っているのが2021年のイタリアGPです。このレースでマックスフェルスタッペンは予選で3位、スプリント予選で2位と好成績を残しており、3番グリッドでのスタートになっています。レース開始直後も順調で、これはルイスハミルトンとの熾烈なバトルが見られるのではとファンも期待していたのですが、26週目に悪夢は訪れます。
何と第2コーナーでマックスフェルスタッペンがマシンを縁石に乗り上げてしまい、ルイスハミルトンの車に覆いかぶさるように接触してしまったんです。この事故でマックスフェルスタッペンもルイスハミルトンもリタイアし、残念ながらチャンピオンポイントを獲得することができませんでした。しかも、この事故は後にマックスフェルスタッペン側に原因があるとし、次回レースの3グリッド降格とペナルティポイントが加算されています。
4年連続でワールドチャンピオンの実績とは
マックスフェルスタッペンはF1で史上5人目の4年連続チャンピオンを獲得したドライバーとしても有名です。獲得したのは2021年から2024年までの4年間で、2023年にはシーズン中の勝率が86%以上になるという異常な記録を樹立していました。個人的にマックス・フェルスタッペンのおすすめシーズンは2024年だと思っています。
実は2024年になるとマックス・フェルスタッペンは、圧倒的な勝率で勝っていたわけではなく、ウェットレースで勝利を積み重ねていたからです。ウェットレースとは路面が濡れている状態でのレースを指し、スピンしやすくなるためよりドライバーの腕が影響してきます。そのため、マックス・フェルスタッペンファンの中には雨のレースを願う人がいたともいわれています。
【2025年8月最新版】マックス・フェルスタッペンの成績について
2025年のマックスフェルスタッペンは、シーズン全体を通して今のところ例年と比較して若干苦戦しているようです。ポイントランキングでは187ポイントで3位につけているものの、ウェットレースと思われたレースでことごとく天気に見放され、タイヤ選択によるタイムロスで勝機を逃しています。しかも、ドライバーズペナルティポイントも9と荒れ気味で、マシンのセッティングもあまり決まっているレースが多いとは言えない状況です。
それでもマックス・フェルスタッペンは2025年度のチャンピオンをあきらめていないようで、連日のインタビューで勝つことへの強い意志を表明しています。現に上位入賞はできている状態なので、あとは本来のマックス・フェルスタッペンの走りにチーム一丸となってどのような形で目指していくかがポイントとなりそうです。
マックス・フェルスタッペンの基本プロフィール
以下の表はマックス・フェルスタッペンの基本プロフィールをまとめたものです。なお、F1での記録は2024年シーズン終了時のものになっている点に注意してください。ちなみにポールポジションの回数は、歴代のF1ドライバーの中で現在4位に位置しているので、これからの活躍も楽しみですね。
年齢 | 27歳 |
生年月日 | 1997年9月30日 |
出身地 | ベルギー |
活動開始時期 | 2015年から |
所属チーム | レッドブル |
出走回数 | 223 |
優勝回数 | 65回 |
ポールポジション | 44回 |
ファステストラップ | 34回 |
マックス・フェルスタッペンの年俸について
マックス・フェルスタッペンの年俸はF1ドライバーの中でも低いと言われています。それはマネジメントの方向性として、マックス・フェルスタッペンにスポンサーがついていることで与えるプレッシャーを最小限にしているからです。ちなみに日本円に換算するとおよそ1億1千万前後がマックス・フェルスタッペンの年俸と言われています。一部では数億円ほどの年俸を稼ぐことがあると言われているF1レーサーにしては低く、お金よりもレース結果に執着しているマックス・フェルスタッペンならではの年俸と言えるのではないでしょうか。
マックス・フェルスタッペンの愛娘について
マックス・フェルスタッペンは、2025年3月にモデルのケリーピケとの間に娘を授かっています。しかし、ケリーピケとの関係は若干複雑で、結婚しているわけでなくあくまでパートナーとして交際しているだけに留まっています。また、ケリーピケは過去に別の男性との子を産んでいるので、マックス・フェルスタッペンの娘は父親違いの姉がいることになります。
しかし、F1ドライバーの中ではこういった交際事情は珍しくないようで、交際中にお子さんを産むといった事例が多々あります。やはり命の危険がある世界なので、結婚してすぐに相手が死んでさみしい思いをさせないためだと思われます。それでもマックス・フェルスタッペンにとって初めての子供ができたことは事実なので、何もなく幸せな家庭を築いてほしいですね。
まとめ
マックス・フェルスタッペンは、2021年から2024年まで連続でチャンピオンを取ったF1ドライバーとして有名です。さらに2025年のレースでは若干苦戦しているものの、子宝にも恵まれているので、生まれた娘のためにもぜひ5年連続チャンピオンを目指していってほしいですね。