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ジェッダ市街地コースの特徴!改修が行われた理由や変更点を解説

2021年に設立された比較的新しいF1コースとして有名なジェッダ市街地コースですが、まだコースの特徴を把握しきれていない人も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、ジェッダ市街地コースの特徴を初心者にも分かりやすく紹介しています。新しいコースではありますが、とある事情で改修されているので、それらも理由も含めてジェッダ市街地コースの魅力を紹介しているのでぜひご覧になってください。

ジェッダ市街地コースの全体的な特徴

ジェッダ市街地コースは空から見下ろすとバターナイフのような形をしているコースです。カーブの多さだけならモナコGP コースにも引けをとらないレイアウトになっており、一部のドライバーからは必要のない危険度がジェッダ市街地コースには存在するとして大不評を買ったことがあります。それでもファンから一定の人気を得ているのは、このコースがカーブの多さのわりに超スピードコースになっているからです。一番遅くなるのはターン1とターン2とターン3で構成されている連続カーブで、この区間は時速80㎞くらいまで速度が落ちるものの、ターン21やターン22ではマシンが時速300㎞以上になることさえあります。

DRS区間が密集している場所ってどこ?

ジェッダ市街地コースの中でDRSが密集している場所は、ターン19から21までの区間と25と26、そしてホームストレートです。これらの区間は比較的DRSが密集しており、一番マシンの速度がのるところでもあります。しかし、調子乗ってスピードを出し過ぎると、間に超角度のあるカーブが連続している区間があるので、事故が発生しやすくなっています。まるで警察がスピード違反の車を隠れながらまつネズミ捕りをやっているようなので、走行するときは相当なチキンレースを強いられます。

赤旗中断が連続で発生したコース理由

ジェッダ市街地コースが使われるサウジアラビアGPの中で、一番酷いと言われたのが2021年のレースです。スタートしたものの、コースの至るところでクラッシュが発生し、レース序盤からセーフティーカーが導入されました。さらにコース上に散らばったパーツを掃除しても、すぐにクラッシュしてセーフティーカーが導入されるので、中々まともなレースをすることが難しくなっているという特徴があります。極めつけは2021年だけで赤旗中断が2回も発生したので、レースよりもぶつけ合いをしているような様相でした。これでもまだマシになったほうで、初めてドライバーがレースを行った2021年には、危険なセクションには始めクッションなどが設置されていなかったため、死を予感したドライバーもいたそうです。

2022年にコース改修された理由

2022年にコース改修された大きな理由は、事故発生率が極めて高かったからです。しかし、比較的突貫工事になったため、コース改修よりもクッションの配置など事故が発生したときの被害軽減の措置ばかりで、事故を防止できるようなコース改修は一切行われませんでした。

そんな対応を見たジョージ・ラッセルは、ターン2から4やターン21などは全部ストレートにしてしまえば良いのにとコースにダメ出ししています。確かに無駄にテクニカルに見せようとしているのか、ジェッダ市街地コースは「何でそこにストレートを置いた?」と思えるような不思議なデザインのコースが多かったです。特にジェッダ市街地コースのターン1から4は、ドライバーからも大不評なので、何とかならないのかと様々な改善案が上げられていました。

2023年に改修されたセクションと理由

ジェッダ市街地コースが2023年に改修された理由は、前年度のクッション追加だけでは事故多発問題を解決できないと感じたからです。一番ドライバーから好評だったのは、ターン20を引き絞る矢のように変形させてその後の複合コーナーであるターン22から23の減速率を大幅に向上させたことです。ジョージ・ラッセルの希望通りならターン22から23は超高速セクションになりますが、それよりも速度を落とさせることで事故を防止する形に切り替えたようです。これで計算上ではターン22から23に入るマシーンの速度は50キロ近く落ちることが見込まれます。また、縁石とクッションの組み合わせも細かく変更されており、ターン2走行時に発生していた33Gという異次元の重力をなんとか抑えようとしています。また、連続カーブセクションで立ち上がりの路面状態が確認できない場所があったので、その点も含めて安全性が大きく向上したと当時のジョージ・ラッセルは、インタビューで応えています。

レインボーロード?みたいに改修されたコース

2026年のサウジアラビアGPは中東情勢の悪化により、開催されないことが既に決定していますが、サウジアラビアのレース人気は健在のようでコースの改修が計画されています。一番の変更点はニンテンドーマリオカート64のレインボーロードにそっくりになることです。一部ではゲーミングF1コースとも言われていますが、まさにその通りで、このコースでF1マシンが走る姿を見たいと思えるほど面白いコースになっています。既にSNSで夜にライトアップされたときのコースが公開されているので、興味のある人はぜひご覧になってください。思わずスターやダッシュキノコを持ってカートで走りたくなると思います。ちなみにコースの改修計画は2030年までを予定しており、早速各F1ドライバーからはこんなコースならぜひ走ってみたいと高い評価を得ています。

まとめ

サウジアラビアGPが開催されるジェッダ市街地コースは、新しいコースとして前評判は良かったものの、走行してから気づく色々な問題にドライバーから大不評を買ってしまいました。その結果数年かけて徐々に改修を続け2026年現在はなんとか安全に走れるようになったと言われています。しかし、実際にレースを開催しようにも、2026年は中東問題が悪化した影響でF1レースを開催することができなくなってしまいました。そこでジェッダ市街地コースはさらなるコース改修を計画することになり、完成予想図はまるでマリオカートのゲームをしているようなデザインになっています。ドライバーやファンからも早くF1レースを再開してほしいとの声が上がっているので、2027年以降の開催が楽しみですね。

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